2016年1月22日 (土)今週のホトバ

誠実

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イスラムの教えでは、正しい信仰を持つことのほかに良い行いを実施する必要はありますか?

イスラムには、正しい信仰を持つことと良い行いを実施するとはとても大事なこと。良い行いをやることで、正しい信仰を持っているという証拠である。聖クルアーンの中にも、真ムスリムのことを「信じる人及び良い行いをやる人」で示してある。聖クルアーンの中だけではなく、アッラーの使徒(彼に平安あれ)が「最も良い人は他人にやさしい人である」と仰ったそうです。

聖クルアーンとハディースに出ているムスリムとしての話し方:

誠実

信仰する者よ,アッラーを畏れなさい。(常に)実直な言葉でものを言いなさい。(Surah Al-Ahzab,33:70)

あなたがた信仰する者たちよ,アッラーを畏れ,(言行の)誠実な者と一緒にいなさい。(Surah At-Taubah,9:119)

あなたがた信仰する者よ,証言にあたってアッラーのため公正を堅持しなさい。仮令あなたがた自身のため,または両親や近親のため(に不利な場合)でも,また富者でも,貧者であっても(公正であれ)。アッラーは(あなたがたよりも)双方にもっと近いのである。だから私欲に従って,(公正から)逸れてはならない。あなたがたが仮令(証言を)曲げ,または背いても,アッラーはあなたがたの行うことを熟知なされる。 (Surah An-Nisa',4:135)

アッラーの使徒ムハンマド(彼に平安あれ)は謙遜と謙虚な態度を持っている最も良い見本である。彼は大きい声で話したり、良くない態度を見せたりすることがない。人とすれ違う時に、いつも笑顔を見せる。何かくだらないことや良くない噂をきいた時に、他人を尊敬する意味で何も言わずに黙っていたそうです。

サヒーヒ・ブホーリとサヒーヒ・ムスリムより、

アブ・フライラー(彼に平安あれ)によると、

「アッラーのことと最後の日を信じる人は、いい言葉だけを使って話す。そうできなければ、黙るがいい。」とアッラーの使徒(彼に平安あれ)は仰ったそうです。

 

口を封じるがいい

人間は怒っているときや、他人の意見を反対するときに、要らない言葉や人を傷つけるような言葉を使う傾向がある。こういう人と接触するときに、お互いに喧嘩や問題を起こさないように、口を封じるがいい。これはイスラームの教えの一つである。

アッラーの使徒ムハンマド(彼に平安あれ)の話ですが、ある日知らない人が使徒ムハンマド(彼に平安あれ)の家に入ろうとした。アッラーの使徒ムハンマド(彼に平安あれ)はあの人の口から出ていた悪い言葉や悪い態度をただ無口で対応した後に、やさしく話してあげた。最終的に無事で帰ってもらったことができた。

・ムスリムとしての話し方

イスラームは生活全般をカバーする教えの宗教である。一日中にやるべきことだけではなく、夜寝るときのいい姿勢も教えている。人によっては24時間ずっと厳しくルールに従う感じがするが、実はイスラームというのは生活の全面の基本をガイドすると思えば、やるべきことは楽にできる。

アッラーの使徒ムハンマド(彼に平安あれ)は寛容で、とても穏やかなかたである。彼はいつも快く笑顔をしている。彼の性格と態度は誰よりも一番なので、私たちの生活ではアッラーの使徒ムハンマド(彼に平安あれ)を例として見習うべきである。

アブドゥラ・イブヌ・ハーリス(彼に平安あれ)によると、アッラーの使徒ムハンマド(彼に平安あれ)の笑顔以上に見たことがないそうです。「同胞に笑顔をするのは寄付である」とアッラーの使徒(彼に平安あれ)は仰ったそうです。

ジャリル・イブヌ・アブドゥラ(彼に平安あれ)によると、イスラームに入信してからアッラーの使徒ムハンマド(彼に平安あれ)と会いたいときに一度も断られたことない。アッラーの使徒ムハンマド(彼に平安あれ)の顔にはいつも笑顔だったそうです。

 

結論

日々の生活では、誠実に話すことに努力しましょう。約束をするときには、必ず守るようにしましょう。約束を守る自信がなければ、約束守らないよりかは、約束しないほうがいい。いつも誠実に話すようにアッラーにドゥアしましょう。

 

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